材料を入れて煮込むだけ。なつめとクコの実で作る簡単参鶏湯レシピ

材料を入れて煮込むだけ。なつめとクコの実で作る簡単参鶏湯レシピ

寒い日や、ちょっと疲れを感じる日に食べたくなる、あたたかい参鶏湯。

「参鶏湯は家で作るには難しそう」と思われがちですが、今回ご紹介するレシピはとても簡単です。

鶏肉、生姜、長ねぎ、にんにく、もち米、そして、なつめとクコの実。

材料をすべてお鍋に入れたら、あとは30〜40分コトコト煮込むだけ。

特別な調理工程も、高麗人参などの手に入りにくい材料も使いません。

毎日の食卓に薬膳を気軽に取り入れたい方にもおすすめの、シンプルな参鶏湯です。

 

■簡単参鶏湯の材料

材料(2〜3人分)

・手羽中……10本
 ※鶏肉ならお好みの部位でOK

・長ねぎ……1本

・生姜……5〜6枚(スライス)

・にんにく……1個

・塩……小さじ1〜2
 ※塩味は少し強めがおすすめです

・酒……大さじ2

・胡椒……お好みの量

・もち米(うるち米でも可)……40g(1/4合くらい)

・水……約1,000ml
 ※鍋の大きさに合わせて、材料が水につかる程度に調整してください

・なつめ……2〜3個
 ※爪などで皮を少し破いておくと、煮込んだときに味がなじみやすくなります

・クコの実……大さじ1〜2

 

■作り方

作り方は、とてもシンプル。

すべての材料を鍋に入れ、30〜40分コトコト煮込みます。

途中でアクが出てきたら、取り除いてください。

鶏肉にしっかり火が通り、スープに旨みが出てきたら、塩・胡椒でお好みの味に整えて完成です。

仕上げに、ごま油をひとたらしするのもおすすめ。

難しいことは考えず、材料を入れて煮込むだけ。

それだけで、鶏肉の旨みとなつめのやさしい甘みが溶け込んだ、ほっとする一杯に仕上がります。

 

■参鶏湯は「気」を補う薬膳

参鶏湯は、薬膳の考え方から見ても興味深い料理です。

東洋医学では、私たちは動いたり、考えたりすることで、日々「気」を消耗していくと考えます。

そして、食べ物によって「気」を補うことを、薬膳では**「補気(ほき)」**と呼びます。

参鶏湯の基本となる鶏肉、米、なつめは、いずれも「補気」の働きを持つ食材として用いられています。

さらに、生姜や長ねぎ、にんにくなどを組み合わせて作るのが参鶏湯です。


■高麗人参がなくても作れる参鶏湯

本格的な参鶏湯というと、高麗人参を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。

薬膳では、高麗人参は「気」を補う代表的な食材とされ、その働きは「大補元気(だいほげんき)」と表現されるほどです。

とはいえ、毎日の家庭料理で高麗人参を用意するのは少し大変。

そこで今回のレシピでは、高麗人参を使わず、身近な材料で作れるようにしています。

ポイントは、お米をもち米にすること。

薬膳では、もち米も「気」を補う食材と考えられています。

「薬膳を作るなら特別な材料をたくさん揃えなければ」と考えず、まずは普段の食卓に取り入れやすい食材から始めてみてください。

 

■なつめを、いつもの料理に

薬膳で古くから親しまれてきた、なつめ。

そのまま食べるだけでなく、スープやお粥、煮込み料理など、普段の料理にも使える食材です。

今回の参鶏湯では、2〜3個を鶏肉やもち米と一緒にコトコト煮込みます。

なつめを煮込み料理に使うときは、皮を爪などで少し破いてから鍋に入れるのがポイント。

スープになじみやすくなり、なつめのやさしい甘みも楽しめます。

 

■デスクワークや勉強が続く日には、クコの実も

鮮やかな赤色が印象的なクコの実も、薬膳ではおなじみの食材です。

和田先生によると、デスクワークや勉強などで目をよく使うときには、クコの実を取り入れるのがおすすめとのこと。

今回の参鶏湯なら、大さじ1〜2程度をほかの材料と一緒に加えるだけです。

スープに彩りも加わるので、いつもの料理に少量取り入れるところから始めてみるのもおすすめです。

 

■なつめとクコの実で、薬膳をもっと身近に

「薬膳」と聞くと、特別な食材や難しい知識が必要な料理を想像するかもしれません。

でも、もっと気軽に考えてみてもいいのではないでしょうか。

鶏肉やお米、生姜、長ねぎなど、いつもの食材に、なつめやクコの実を少しプラスする。

そして、すべてをお鍋に入れてコトコト煮込む。

まずはそんな一杯から、日々の食卓に薬膳を取り入れてみてください。

Frunelleでは、参鶏湯をはじめ、スープやお粥などにも使いやすいオーガニック なつめスライスとオーガニック クコの実をご用意しています。

そのまま楽しむのはもちろん、毎日の料理の素材としても。

なつめとクコの実を、もっと身近な食材に。

 

薬膳監修:
管理栄養士・国際中医薬膳師・鍼灸師
和田佐和子

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